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ウォーキングブリーチ
医院コラム
2026.07.09
こんにちは。興福歯科医院です。今日はウォーキングブリーチのお話をしたいと思います。
ウォーキングブリーチとは、神経を取った歯の変色を内側から白くする治療法です。歯の内側に漂白剤を入れ、数日間そのままにしておくことで、歯の内側から徐々に変色を改善させます。神経のある歯の通常のホワイトニングとは異なり、失活歯(神経が死んでしまった歯)の黒ずみに効果的です。
🦷ウォーキングブリーチの主な特徴🦷
- 対象の歯:虫歯や外傷で神経を取った歯(失活歯)。
- 治療方法:歯の中に専用の漂白剤を注入し、封鎖して内側から漂白する。
- メリット:通常のホワイトニングでは効果がない失活歯に適用できる。
:歯を大きく削る必要がないため、歯への負担が少ない。 - 治療の流れ
- 歯の中に漂白剤を注入し、仮の蓋をする。
- 数日間、薬剤の効果を待つ。
- 歯の色を確認し、必要であれば薬剤を交換する。これを数回繰り返す。
- 目標の白さになったら、歯の内部の薬剤を除去し、最終的な処置を行う。
- 歯の中に漂白剤を注入し、仮の蓋をする。
- 注意点:
- 歯の根の治療が済んでいない場合や、歯の状態によっては治療できないことがある。
- 保険適用外の治療である。
- 歯の根の治療が済んでいない場合や、歯の状態によっては治療できないことがある。

ウォーキングブリーチに使われる薬剤の成分
- 過酸化水素 (H₂O₂) 漂白・殺菌作用がある成分です。ホームホワイトニングなどに使われるものと異なり、ウォーキングブリーチでは高濃度に調整されたものが使用されます。
- 過ホウ酸ナトリウム 過酸化水素と混合して使用される粉末状の成分です。
薬剤の特性と使用方法
- 歯の内部に注入 歯の裏側に開けた小さな穴から、過去の根管治療で使われた充填剤の一部を取り除き、その空いたスペースに薬剤を注入します。
- 仮蓋で密閉 薬剤を注入した後、仮の蓋をして密閉します。これにより、薬剤が内部で効果的に作用し続けます。
- 定期的な交換 薬剤は数週間ごとに交換されます。これは、薬剤から発生するガスが歯や周囲組織に影響を与えるのを防ぎ、痛みを軽減するためです。
- 高い漂白効果 象牙質に直接作用させることで、高い漂白効果が期待できます。
- 歯科医院でのみ施術可能 高濃度の薬剤を使用するため、専門的な管理が必要であり、歯科医師の管理下でしか行えない治療です。
効果の持続期間と再治療について
- 持続期間の目安 一般的に数年単位の持続が見込まれ、3年~5年程度が目安とされています。
- 色戻り 時間が経つと、完全に元通りになるわけではなくても、多少の色戻りが生じることがあります。
- 再治療 色戻りを感じたら、再度ウォーキングブリーチを行うことで、以前よりも短い回数で白さを取り戻せるケースが多いです。
効果と注意点
- 効果:内部から漂白するため、外部からのホワイトニングでは効果が出にくい失活歯(神経を抜いた歯)の変色に特に有効です。
- 個人差:歯の変色の程度や原因、歯の状態によって効果の出方や持続期間は異なります。
- メンテナンス:白さを維持するためには、定期的なメンテナンスが重要です。
- ウォーキングブリーチは、見た目を良くする目的の自費診療であり、保険適用外となる点に注意が必要です。
ウォーキングブリーチができない主なケース
- 神経が残っている歯 神経が失われた歯(失活歯)のための治療法です。神経のある歯には使用できません。
- 妊娠中・授乳中の方 薬液を使用するため、安全性を考慮して行えません。
- 無カタラーゼ症の方 過酸化水素を分解する酵素がないため、薬液が体内で過剰になり、健康リスクを伴います。
- 歯が脆くなっている、または大きく修復された歯 歯質が弱っている、または大きな修復がされている歯は、薬剤の圧力や影響に耐えられない可能性があります。
- 大きな虫歯がある方 まずは虫歯の治療が必要です。
- 金属による変色、または重度のテトラサイクリンによる変色:これらの変色には効果がないか、治療が困難です。
- その他 エナメル質形成不全、重度知覚過敏症の方も対象外となる場合があります。
注意点
- 適切な根の治療 ウォーキングブリーチを行う前に、根管治療が適切に行われているかを確認し、必要であればやり直すことがあります。
- 効果の個人差 効果には個人差があり、周りの歯と完全に同じ色にすることは難しい場合があります。
- 後戻り 時間が経つと色が戻ってくる可能性があり、再治療が必要になる場合があります。
神経のない歯を白くしたい!などまずは気軽にご相談ください。
歯の状況を見させていただき、治療の提案をさせていただきます😁