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🦷誤嚥性肺炎🦷
2025.09.02
こんにちは!興福歯科医院です。今日は誤嚥性肺炎についてお話しします。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが気管に誤って入り込むことで引き起こされる肺炎です。
肺炎の約80%が誤嚥性肺炎と言われており、歳を重ねることによるお口の周りの筋力の低下、飲みこむ力(嚥下機能)の低下や、脳梗塞後遺症などの神経疾患、寝たきりの状態などが関連していると言われています。
お口周りの筋力の低下を“オーラルフレイル”と言います。
📍オーラルフレイルとは

一般社団法人日本老年歯科医学会参照
ひとつの指標として上の質問表のうち2つ以上該当しているとオーラルフレイルの疑いがあります。
むせ、食べこぼし、硬いものが噛めない、お口の渇き、口臭が気になる、滑舌が悪くなったなどの症状がオーラルフレイルの特徴です。
この状態が続くと食事が摂りにくくなり“低栄養”や全身の筋肉が衰える“フレイル”につながります。

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予防方法としては、よく噛むこと、お口の周りの筋肉を鍛えることです!
パタカラ体操や、舌を回すトレーニング、頬を膨らませるトレーニング、滑舌を良くするための早口言葉なども有効です!
〜早口言葉の例〜
①生麦生米生卵🥚
②東京特許許可局🗼
③隣の客はよく柿食う客だ 😋
④ 隣の竹垣に竹立てかけたのは 竹立てかけたかったので 竹立てかけた🎋
早口言葉を効果的に行うポイント
1. 姿勢を正す 背筋を伸ばし、顎を引いて、口を大きく開けて発音しましょう
2.ゆっくり丁寧に 最初はゆっくり、正確に発音することを意識しましょう
3.繰り返し練習 3回程度繰り返して練習すると、効果的です
4.楽しく行う 好きな早口言葉を選んで、遊び感覚で挑戦しましょう!
〜パタカラ体操〜
パタカラ体操は、口や舌の筋肉を鍛えるための体操です。
「パ」「タ」「カ」「ラ」の4つの音を繰り返し発音することで、嚥下機能(飲み込む力)の維持・向上を目的とします。特に高齢者の誤嚥性肺炎予防や、食事を楽しむための口腔機能の改善に効果が期待できます!
パタカラ体操のやり方
- 基本の発音 「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ10回程度、はっきり発音します。
- 連続発音 「パタカラ」を連続で5回程度、続けて発音します。
- 文章の発音 「パンダの宝物」など、「パ」「タ」「カ」「ラ」を含む文章を繰り返し発音します。
- 回数とセット数 各10回程度、1日に3セット程度行うのが目安です。
パタカラ体操の効果
- 嚥下機能(飲みこむ力)の向上 食べ物を飲み込む力が向上し、誤嚥のリスクを減らすことができます。
- 唾液の分泌促進 唾液の分泌を促し、口の中を潤すことで、口腔内を清潔にを保ちます。
- 表情筋のトレーニング 顔の筋肉を鍛え、表情を豊かにする効果も期待できます。
パタカラ体操を行う際のポイント
①大きく、はっきり発音する 口の動きを意識して、はっきりと発音することで効果が高まります。
②継続して行う 毎日続けることで、より効果を実感できます。
③食事の前に行う 食事前の体操は、唾液の分泌を促し、食事をスムーズにする効果が期待できます。
パタカラ体操は、自宅で手軽にできる口腔体操として、高齢者だけでなく、嚥下機能の低下が気になる方にもおすすめです。

また誤嚥性肺炎の多くの原因菌が口腔内の細菌(歯周病菌など)であることから歯医者での口腔ケアが予防にとても効果があります!🦷✨
特に高齢者は、飲みこむ力の低下や免疫力の低下など誤嚥のリスクが高いためお口の中を常に清潔を保つことが大切です!
歯周病菌はお口の中だけでなく血管に入り込み全身を巡ることで誤嚥性肺炎だけでなく糖尿病や脳卒中、心臓病、認知症など様々な病気のリスクを高めると言われています!

近年手術前やがん治療の前に歯科医院の受診やクリーニングを医科から依頼される事が増えています。
これもお口の中を綺麗にすることで手術時、治療時に口腔内のトラブルを防ぎ誤嚥性肺炎や感染症などのリスクを低下させるために実施されています。
興福歯科医院では定期的なクリーニングの際に、患者さん1人ひとりに合った口腔ケアの方法をお伝えします!

お口の中を清潔に保つこと、正しい姿勢でたくさん噛んで食事を摂ること、定期的な歯科検診を行うことが誤嚥性肺炎やフレイルを予防するのに重要です!!🦷🪥
