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「口腔機能」に関する研修を修了いたしました

医院コラム

2026.08.23

こんにちは。興福歯科医院です。

先日、当院の歯科衛生士全員が

「口腔機能発達不全症及び口腔機能低下症の概要・検査法・訓練法及び実地指導法等に係る研修」

を受講し、無事に修了いたしました。

今回の研修では、口腔機能低下症についての基礎知識から、検査方法、訓練方法、患者さんへの実地指導など幅広く学びました。

「口腔機能」とは?

歯科医院というと、むし歯や歯周病の治療、歯を失わないための予防を思い浮かべる方が多いと思います。

しかし、お口の健康を考えるうえでは、歯の本数や歯ぐきの状態だけでなく、

  • 咬む
  • 飲み込む
  • 話す
  • 唇や舌を動かす

といった「お口の機能」を維持することも、とても大切です。

いつまでも自分の口で食事を楽しみ、人と会話し、笑顔で生活していくためには、「歯を残す」こととともに、その歯やお口をしっかり使える状態を保つことが重要になります。

50歳を過ぎたら「お口の機能」にも目を向けてみませんか?

年齢を重ねるにつれて、咬む力や舌の動き、飲み込む力など、お口の機能は少しずつ変化していきます。

50歳以上の方では、「口腔機能低下症」の検査・評価の対象となる場合があります。

たとえば、

「以前より硬いものが咬みにくくなった」
「食事中にむせることが増えた」
「口が乾きやすくなった」
「滑舌が気になるようになった」

といった変化はありませんか?

一つひとつは些細なことに感じられるかもしれません。

しかし、このような**お口のささいな衰えは「オーラルフレイル」**と呼ばれ、早い段階で気づき、適切に対応していくことが大切です。

口腔機能低下症は、さまざまな検査から評価します

「口腔機能が低下しているかどうか」は、感覚だけで判断するものではありません。

歯科医院では、口腔衛生状態や口腔乾燥、咬む力、舌や唇の動き、舌の力、咀嚼する機能、飲み込む機能などを検査し、総合的に評価します。

検査によって現在のお口の状態を把握し、必要に応じてトレーニングや生活習慣の改善、歯科治療などにつなげていきます。

大切なのは、機能が大きく低下してからではなく、小さな変化の段階で気づくことです。

歯を「治す・守る」から、お口の機能を「維持する」ことまで

今回の研修では、成人・高齢者の口腔機能低下症を中心に、成長期における口腔機能発達不全症についても学び、ライフステージに応じた口腔機能への理解を深めました。

興福歯科医院では、むし歯や歯周病を治療し、歯を守ることはもちろん、「咬む・飲み込む・話す」といったお口の機能を長く維持することも大切にしていきたいと考えています。

今回、歯科衛生士全員が研修を修了したことを日々の診療にも活かし、患者さんのお口の小さな変化にも目を向けながら、健康な生活を支えるお手伝いをしてまいります。

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