波長は10600nm程度。象牙質透過性がほとんどないために、表面吸収型のレーザーです。
単位面積当たりの熱エネルギーが、他のレーザーより最も高い。血液の凝固作用を持ち、主に歯肉切開、口腔内殺菌や凝血など軟組織用レーザーとして用いられています。
日本において歯牙硬組織用のレーザーとして承認を受けたのは、炭酸ガスレーザーとEr-YAGレーザー、半導体レーザーの三種類。
ただし、表面吸収型といえども長時間の照射は他のレーザーと同様に組織内部へ熱が吸収されやすい近赤外線レーザーの一種であるので注意が必要となります。

波長は106μm(マイクロメートル)で近赤外線領域の光です。
炭酸ガスレーザーの得意な効果としては
1) 痛みをとる。
2) 傷・炎症を早く治す。
3) 免疫機能を高める。
の3つが有名です。

* 歯肉切除
* 歯周ポケット内への照射(歯周病治療)
* ムシ歯の予防・抑制
* 小帯切除
* 生活歯髄切断(主に小児で行います)
* 口内炎の沈静・治療
* 知覚過敏
* 抜歯後など軟組織の止血・蒸散・凝固
* メラニン色素除去
* 根管治療
* 軟化象牙質(ムシ歯の部分)の除去 
* 漂白(ホワイトニング)
* インプラント体周囲の歯肉の整形、消毒
に用いています