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富士山 素人登山隊一年間の足跡
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2000.7.22、23 |
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| 富士山登山隊隊長 猪飼俊彦 |
西田夫妻が「富士山へ登りたい」と突然言い出しました。
日本一高い山の頂上に一度は立ってみたいと憧れるのは、日本に生まれ育った者として多くの人が持っている素直な感情でしょう。
それにしても何を血迷ったのでしょうか?
西田家では、山とは、リフトやゴンドラに乗って登り、スキーで滑り降りる (近頃流行のボードも) と言う長年の習慣があり、歩いて登るなんて、とんでもないことなのです。
夏に富士山へ登る老若男女のほとんどは山の素人だから、彼らもぶっつけ本番で登ろうと思えば登れるかもしれないけど、それでは 「富士山」にたいして、大変失礼なことであります。
(何が失礼なのか良くわからないけど・・・・)
日本一の山を目指すのなら、それ相応の努力をしてもらわなくては、と言うことで私が、しゃしゃり出ることになりました。 |
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富士山頂 午前4時45分 |
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二人は「登ってみたいなー」と軽い気持ちで口走っただけでしょうが、もうこの時点で、彼らの意思とは関係なく、私のペースで物事を進めさせていただきましょう。
小さな親切、余計なお世話、勝手に年間のスケジュールを組んで、毎月一回のトレーニング山行きを義務付けることにしました。
旦那の方は、五十歳からの挑戦とやらでトライアスロンにうつつをぬかして年齢不相応の体力を維持しているので心配ありませんが、問題はカミさんの方です。
スポーツと言えば、冬になればスキー板に乗って斜面を下るだけですからパワーもスタミナも少々気がかりです。
一年かかりでしっかりと鍛えなくてはなりません。 |
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2000年7月23日 午前3時25分登頂
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| 一年間トレーニングに耐えた仲間たち |
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